【検証】BIC SIM(みおふぉん)がどのプランも複数枚simに対応してたのでコスパを調べる
個人的なメモがわりの記事です。
去年の秋頃からBIC SIMでMVNOデビューした私ですが、そのころからプランがどんどん変わってるんですね。
なんと先の7/7からどのプランでも複数枚のSIMカードに対応してるみたいです。
お得感あるように見せてホントにお得なの?って感じがしたのでまとめてみました。
端的に言うとBIC SIMことIIJの3プラン、どれでも高速通信容量(クーポン)のシェアができるってことです。また同一mioIDでの契約なら通話料が安くなる「ファミリー通話割引」も適用されます。
これでスマホとタブレットの併用なんかもやりやすくなりますね!
「simフリーiPad mini4ほしくなっちゃうじゃない!」とか思ってウキウキしてましたが、追加simに料金がかかったり、さらに通話機能付きsimだとお金がかかったりするので案外計算がややこしいですこれ。
ってことでエクセルで表を作ってみました。
ランニングコストを表にしてまとめてみました。
表の解説
- 各プラン、追加sim利用料がかかる枚数までsimを追加したら、という想定です。よってミニマムスタートプランとライトスタートプランはsim2枚、ファミリーシェアプランはsim4枚まで使った時の一覧になっています。
- 音声通話機能付きsimとデータ通信専用simの組み合わせています。(SMS機能付きsimは除外しました。)
- 表の料金は各種の初期費用は含めていません。
- 表の料金はいずれも通話料金が入っていない点です。
※ちなみにIIJの通話料は30秒20円です。みおふぉんダイアルアプリを使えば30秒10円になるのでこっち使いましょう。
では、どうぞ。えらい縦長になってしまったので2つに分割してます。
【表1】ミニマムスタートプランとライトスタートプランの一覧
【表2】ファミリーシェアプランの一覧
考察
ずらっと並べてみました。
結論から言うと、クーポンのシェア機能・ファミリー通話割引がいらない場合は、個別契約の方がおトクな場合がありました。冷静にプランを選びましょう。
以下はケーススタディです。
3GB使える通話できるsimカードが2枚ほしい場合
あたらしいプランなら安いんじゃね?と思いましたが、プラン6「ライトスタートプランを通話sim2枚で月3,320円」で運用するより、意外にもプラン1「ミニマムスタートプランを通話sim1枚で月1,600円」の個別契約を2つ運用したほうが120円安上がりでした!
別にどっちのsimでもクーポン使い切るしシェアなんかしない!って場合は単独契約がオススメ。
3GB使える通話sim3枚がほしい場合
先の例がありますが、こちらはプラン1を3つ契約して月額4,800円払うより、プラン14「ファミリーシェアプランを通話sim3枚で月4,660円」のほうがお得です。月額140円安く、使えるクーポンも全体で1GB(=sim1枚あたり0.3GB)多いですし。これは特に異論ないでしょう。
スマホとタブレットの2台運用したい場合
2台で3GBでいいならプラン2「ミニマムスタートプランを通話sim1枚とデータsim1枚」で月額2000円の一択です。
それぞれ3GBづつ使いたい場合はプラン5「ライトスタートプランを通話sim1枚とデータsim1枚」と個別契約の比較になります。
プラン5は月額2620円です。個別契約の場合はプラン1「ミニマムスタートプランを通話sim1枚」月額1600円と「ミニマムスタートプランをデータsim1枚」月額900円(※表に載せてなくてすみません)の合計2500円になります。
コストだけを考えたらまとめないほうがおトクですね!
ただ、個別契約だと「iPadは家wifi運用が結局メインになっちゃって3GBも使わないなぁ」みたいな時にクーポンをシェアできないので、追加で120円でシェア機能を買うつもりで、プラン5にしちゃうかもしれません。
まとめ
流石に「なんでもかんでもまとめりゃトクだ!」ってわけにはいきませんでした。
通信量が自分に適しているか、クーポンシェア機能がいるかによっては有益な選択肢が増えたってことですね!
ただ、ややこしいのでシミュレーター的なものがほしいなぁとか思いますね。
ちなみに私の場合は今契約しているプラン1に400円追加して「とりあえずiPadにモバイル通信できるようにする」オプションが増えたと考えるとうれしいサービスだなぁと思います。
BICSIM(みおふぉん)系関連記事