レッツゴー富士登山!大阪からバスで行った感想など
登って来ました富士山!初挑戦でしたが無事てっぺんまで登頂!ご来光を拝んで下山できました。
自分の挑戦記録がてら、記事に残します。
初めて富士山に挑戦する方、大阪から向かわれる方の参考になれば幸いです。
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富士山に挑戦!定番ザックと格安グッズでテンションを上げていきます!
- 利用ツアーとスケジュール
- 夜行バスで五合目まで
- 登りはノリノリ!
- 山小屋・上江戸屋での休憩
- ご来光は一番高い剣ヶ峰から
- 下りはヘトヘト・・・
- その他感想・Tips
- まとめ:一度は挑戦してみる価値あり!
利用ツアーとスケジュール
サンシャインツアーの関西発のパック(フリープラン)を利用し、吉田ルートで登頂しました。
特殊だったのは東京から別のバスで友人が合流することぐらいでしょうか。
1日目:金曜夜に新大阪から夜行バスで出発!
2日目:8:30富士スバルラインを通って富士山・五合目に到着 →東京組を待って、11:30ごろ出発!→17:00ごろ八合目の山小屋・上江戸屋に到着して夕食&仮眠
3日目:0:00起床→1:30ごろ山頂目指してスタート→2:30山頂到着→3:30剣ヶ峰到着→5:30ご来光を拝む→下山!→10:00のバスで帰阪
夜行バスで五合目まで
バスはJR新大阪の正面口をおりたとこから出発。久々に4列シートの夜行バスに乗りました・・・
五合目に到着。ザ・観光地な賑わい。すごーいですね!
噂には聞いてましたが外国人観光客も多い!3〜4割が外国人の方だった印象です。
山小屋?というか施設はいくつもあって、宿泊もできます。こちらは雲上閣。食堂が広かったので豚汁をいただきながら東京組を待ちました。
暇なので2階からタイムラプス動画なんかも撮影。
待ち時間こそタイムラプスで遊ぶ時…!#富士山登山 #タイムラプス pic.twitter.com/DHgiG6POvo
— ルック (@yurudara_look) 2017年8月26日
馬もいました。物資搬送と救助用らしい。搬送費用も書いてありました。
登りはノリノリ!
いざスタート!実は五合目地点から雲の上だったりします。
X30のクラシッククロームが絶好調!(これ以降ほとんど vividで撮りましたが・・・)
それなりの段差が続くので、買っておいたトレッキングポールが大活躍!足の負担を腕に分散できている感じでした。
とはいえ標高が高くなるにつれ息苦しくなってきます。ゆっくり登りましょう。
木がなくなって、だんだん草も生えてこなくなってきます。
そしてついに岩と土、空と雲だけの世界、八合目へ。当たり前ですが、なかなか見られない景色です。
五合目〜八合目の服装
- 長袖のアンダーアーマー+ユニクロのドライTシャツ
- ミレーの山パンツ
- パタゴニアのバケットハット
下界よりはひんやりしてますが、やっぱり歩くと汗も出ます。フリースなんかの出番はなかったですね!
山小屋・上江戸屋での休憩
ツアーで予約してくれた、八合目の上江戸屋を利用します。富士山の山小屋は売店+仮眠所でロッジのイメージでしたが、実態はぎゅう詰めの仮眠スペースって感じ。
見よ!このぎゅう詰め感!青いのは寝袋です。これが4段ぐらいになってて、200人オーバーが寝れるとのこと。
夕食はカレー。ハンバーグ付きですが簡素です。
まあ3000m超えて上下水道もないとこなんで、こんなもんでしょう。
ホテルや民宿みたいなのを期待する方が間違いです。
ちなみにカップヌードルも食べてビールも飲みました。いずれも600円!
その後19時ぐらいから仮眠しました。
ご来光は一番高い剣ヶ峰から
ぎゅう詰めで寝れなかった友人が12時回ったらすぐ起きてきました。
山小屋でもらったお弁当をいただきます。
そうしているうちに他のメンバーもぼちぼち出てきて、1時過ぎには山小屋を出発!
真っ暗な中で山頂を目指します
ヘッドライトで列ができます。
かなり早めに出たこともあって、ひどい渋滞には巻き込まれませんでした。
ピークの2時半ぐらいから八合目をスタートすると、えらいことになっちゃうとか。
山頂の目印、鳥居です。八合目からは1時間半ぐらいで到着しました。
「どうせなら一番高いところからご来光!」ってことで剣ヶ峰を目指します。
富士山は火口(燃えてる溶岩とかないですけどね)のまわりは全て山頂なんですが、その中でも1番高いところが剣ヶ峰です。
吉田口のゴールからさらに45分ほど歩きます。
火口沿いにぐるりと半周。真っ暗な中おそるおそる進むことになりました。早く着きすぎたのが災いして、この時間だと剣ヶ峰に向かう人もほとんどいません。
さてどうにか着きました!剣ヶ峰です。最後の登りは
気象観測所があり、アンテナやレーダーぽいものが並ぶエリアでした。この時点で3時半。日の出は5時過ぎなので、寒い中90分の待機です。
山小屋のお兄さんの情報では山頂の気温は3度程度。さらに遮るものもないので突風が吹き付け、体感気温は氷点下です。カイロを持ってこなかったことが悔やまれます。
いざご来光!この日は曇りが心配でしたが、なんとか見ることができました。
この時間になると登山客がかなり登ってきています。お花見のごとく熾烈な鑑賞ポジション争いが行われます。
ちなみに黒づくめでコンデジを構えてるのが私。
下を見れば、火口付近からご来光を見る方々も。
さあ吉田口の下山ルートまで戻って帰ろう!
八合目〜山頂の服装
- アンダーアーマーの長袖
- パタゴニアのフリース・R1+ユニクロのウルトラライトダウンベスト
- パタゴニアのトレントシェルジャケット
- ミレーの山パンツ+パタゴニアのトレントシェルパンツ(2枚ばきです)
- ノースフェイスのネックウォーマー
フル装備でも寒かった! カイロを持って行った方がいいですね!
また、山頂では座って待つときお尻が冷たいので、アウトドア用の座布団があると体温が奪われずに済みますよ!
下りはヘトヘト・・・
下山ですが、写真がありません。
一言で言うと、黙々と3時間降り続けるだけでした。
上りのような山小屋もなく、2時間ほど降りてトイレがあるだけ。
下り坂もそれなりに急で、かつ赤土が結構滑りやすい。
転ばないように気を付けて降りることに精一杯でした。
時間もあんまりありませんでした。五合目出発のバスは10時発なのに、山頂を降り始めた段階で時計は6時過ぎ。剣ヶ峰に向かった影響がこんなところに・・・
通常五合目までは3時間半〜4時間かかるので、これではお土産を買う時間がない!
ってことで相当ハイペースで降りることになりました。
スタート地点に帰ってきた頃には膝がガタガタに・・・
下山時の服装
山頂の装備のまま下山開始して、八合目あたりでダウンベストとシェルを脱いで、六合目ぐらいではもう上はTシャツだけになりました。
標高が下がってくる+日が昇ってくるのでだんだん気温も高くなってきますから、脱ぎ着で調整することが大事ですね!
その他感想・Tips
・水はどれぐらい飲んだ?
→650mlの麦茶と750mlのミネラルウォーターを飲みました。2リットルペットを持ってる猛者もいましたが、ザックのサイドポケットに入れられるサイズが便利ですね。
・ヘッドライトは好調!
→ご来光コースの場合はヘッドライトは必須でした。ジェントスの安いものでも好調でした。手持ちのマグライトみたいなの使ってる人も見ましたが、やっぱり手がふさがるのが不便そうでしたね。
・ポールも使い勝手よし!
→謎ブランドのダバダですが、使い勝手は上々。ハイブランドのものを使ってないので比較は出来ないですが、初挑戦の私には必要十分でした。あとアマゾンベストセラーの効果があるのか結構な利用者を見かけました。
・外国人のラフな装備に驚く
→タンクトップとレギンスのお姉さんやアディダスのジャージ上下で駆け上がるお兄ちゃんなど、ラフな格好で登山する外国人登山客が結構いました。
それでしんどくなったのか、下山道で完全に横になって休んでるおばさんもいましたが・・・
・バスに荷物が置いておけた!
→関西発のサンシャインツアーのバスは行きと帰りのバスが同じなので、荷物を置いて行ってOKでした。バス内リラックス用の短パンTシャツとサンダルを置いておけたのはとっても便利でした。(利用の際は電話確認して見てもいいかもしれません)
・サブバッグが便利
→サブバッグを持ちましょう。ザックを預けて山小屋周辺をうろうろする時、バス移動中のSA休憩時、財布とカメラと携帯+αだけ持って歩きたい時にめちゃくちゃ便利です。
おしゃれな人はサコッシュを持ってましたが、私は普段の散歩用のマンハッタンポーテージのものを持って行きました。
まとめ:一度は挑戦してみる価値あり!
とまぁ色々ありましたが、登ってみて感慨深いものがありました。
確かにしんどい道のり(特に下りは結構退屈)でしたが、
ご来光を見ると感動ありますし、何より達成感を得られます。
自分の足で登ることって、すごいですよね。
子どもが興味を持ち出した頃に自慢できるネタが増えたのが個人的には一番の収穫かな!
今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」