patagonia Torrentshell Jacketを自転車通勤の目線で評価してみる
(2017/2/4ちょっと更新)
自転車通勤者の敵は雨風です。ツラいですよねぇ。
特に予報が外れて帰りだけ雨、なんて日はウンザリです。
そんな日々を乗り切るためのギアとして、パタゴニアのトレントシェルジャケットです。私はコレを愛用中。
定番商品の万能シェルですが、「自転車通勤用」として改めて評価してみたいと思います。
- 概要
- フードのひと工夫が良好な視界を確保
- 脇のベンチレーションで暑さ&蒸れ軽減
- 長めの袖でハンドル操作も◎
- 使わないパッカブル機能とスタッフおすすめの収納法
- こうなればいいのに
- まとめ・自転車通勤に必要な機能搭載の万能シェル!
概要
・アウトドア用ハードシェルジャケット
・パタゴニアオリジナルのH2Noパフォーマンス・スタンダードなる独自の防水テクノロジーを採用
・2.5層構造の防水性/透湿性を備えたリサイクルナイロン製
・コンパクト収納可能
・重量343g
・お値段¥18,360¥19,440円(税込) (公式通販価格)
(2017年2月確認。値上がりしてる!!)
フードのひと工夫が良好な視界を確保
いわゆる普通の雨合羽の弱点はフードがパタパタしたりオデコにくっついて顔面に雨が当たっちゃう点です。
そのへんの弱点をこのトレントシェルジャケットは見事にクリアしてるので、ストレスフリーで自転車のライディングに専念できます。
というのが、フードのツバの部分がほんのちょっと硬めのフォームで出来ているのが視界確保に良好なんです。そしてゴム紐のドローコードを引くとフィット感調節も可能。
自転車通勤に限らず、山歩きの急な雨なんかも気にせずズンズン進めそうな機能だと思います。
脇のベンチレーションで暑さ&蒸れ軽減
脇の下がジッパーで開く構造になっており、シェル内にこもった熱を逃せます。通気性がお世辞にもいいとは言えないシェルですが、これがあるだけで全然違います。
もちろん高価なものになれば、胸や手元もベンチレーションがあるシェルもあります。ですが、個人的には降雨時に浸水しない脇の下だけ開けば十分だと思います。ベンチレーション増えるけど値段も30%増ね!とかはNGです。
長めの袖でハンドル操作も◎
写真のとおり、長めな袖丈。
地味ですが、これがハンドル持った前傾姿勢でのストレス軽減につながります。突っ張り感ナシ。
手首もちゃんと隠れますので、小さめのジャケットでありがちな、グローブと袖の間がビショビショにならずに済みます。
ちなみに自転車乗りでもうひとつ気になるのは裾丈ですが(前傾姿勢になるとお尻や腰が出ちゃいますよね)、これは自転車専用ではないので、ちょっと長め、という程度です。過度なサイクルジャージ的な期待はダメですよ。
ですが、2016年verのものは裾丈も長くなってるとのこと。もっと自転車乗り向けになってるのはいい変更点ですよね。(ちなみに私が持ってるのは2015年モデルです。)
使わないパッカブル機能とスタッフおすすめの収納法
シェルのポケットに折りたたむことで超小型にパッキングできますよ!という機能があります。が、使いません。
シェルの携帯性は大切ですが、機能としてあるパッキング方法はシワシワになるし、かなりキッチリ畳まないと入らなんです。ぶっちゃけパタゴニアのスタッフにも推奨されない機能。
「その代わりこうしたらいいよ!」とおススメされたのはフードにクルクル巻いたボディ部分を包んで収納する方法。写真の感じに仕上がります。比較に横にiPhone5sを置いてみました。
雨が降るかも、という時にはカバンに仕込めるサイズ。まずまず小さくまとまるので、これが私の収納法になっています。
こうなればいいのに
ダブルジップがほしいなぁ、ってとこでしょうか。他のシェルやスノボジャケットなんかのフロントジップはダブル仕様のものがありますが、これがついてりゃホント言うことないでしょう。
やっぱ下から開けたいときありますよ。
まとめ・自転車通勤に必要な機能搭載の万能シェル!
パッキング機能はアレですが、基本的には万能かつコスパ最高ですよ。パタゴニアのシェルなのに2万円しません!
そして自転車通勤目線で書きましたが、普段着や山歩きにも十分使用できるいいハードシェルです。
私は武田尾歩きや六甲山のハイキングなんかでも大活躍です。おススメ!
※サイズ感についての記載ですが、私は177cm77kgの体型でMサイズのシェルを着用しています。
ってことで、今週のお題「雨の日グッズ」に関してひとネタ書きました!
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