写真撮影とものごとの考え方って大事なポイント同じじゃない?

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ちゃんと考えて写真撮ろうぜ!という自戒も込めつつ。

 

カメラを構えている時に気をつけているところって日々の考え方にも応用できるような「気づき」が多いように思います。以前からぼんやり思ってたことをだらだら書く。今日はそんな気分です。

 

どこにフォーカスを合わせるか?

フォーカス=焦点を絞るってのはもう文章作成や話術でも使われる慣用句ですよね。

人を惹きつける写真も、話やアイデアも、どこにフォーカスするかが大事です。もちろんどこが人を惹きつけるツボなのか分かれば苦労はないんですがね。自分は好きな写真であっても、他人が気に入ってくれるかはわからないもんですし。

 

だからこそ、思考のうえでもこのフォーカスの合わせ方、絞り方でいいのか?と考えることはとても大切だと思います。

 

どう切り取るか?

写真撮影でカメラが切り取るのは、ファインダーから見える一瞬。つまり「時間」と「視界」のふたつを切り取るわけですが、これはある種の取捨選択です。残った写真を見れば、撮った瞬間以外の時間は残りませんし、ファインダーに収まっていないモノは写りません。

主題と呼ばれる写さないことで写真が美しくなることもあれば、なるべく多くのものが写っていた方が素晴らしくなることもある。また同じものでも時間が変わればとても感動を呼んだりしますよね。日没直後のマジックアワーなんかはその最たるものかもしれません。

 

思考のうえでも、考えに含めるものとそうでないものを意識して取捨選択できれば、きっと一段階上の考え方ができるんでは?

 

いつもの距離感・アングルは本当にベストか?

いっつも同じ位置、同じ高さ、同じ角度でカメラを構えていませんか?自分のなかのセオリーに固執しすぎて、気づけばいっつも同じ構図の写真ばかりになったりしてませんか?

同じ街の風景でもローアングルで撮ることで新しい発見や感動があったりしますよね。私もAPS-Cの一眼レフで35mmF1.8付けてポートレートを撮るのが定番でしたが、ぐっと被写体から離れて300mmで撮ってみることで新たな気づきや感動があったこともありました。

 

一言でいえば多角的にものごとをとらえているか?ということです。横から、上から、また近づいて、離れて考えることで視野が広がると思います。

 

何を伝えたいのか?

綺麗だけど意思や想いが伝わらない写真ってありますよね。それだけのスキルがあるのにもったいない!みたいな。その点私の母はいいセンスしてるのかもしれません。ちょいちょい「ばあちゃん元気だったよ!」と満面の笑みの祖母の写メを送ってくるんですが、エネルギッシュな祖母の姿がありありと伝わって来るポートレートに仕上がってたりしますから。

 

写真撮影を離れて考えてよくあるのが、プレゼンや会議なんかでも、目的や伝えたいことがはっきりしておらず、ただただオシャレなスライドが披露される場はあります。(私もよくやります)

果たして、何が伝えたいんだっけ? って考えること、大事じゃないですか?

 

まとめ

カメラを構えている時に気をつけているポイントをその他の日常でも意識することができればちょっとだけスマートな日々を送れるような気がしませんか?