父親になる直前の男は誰もが言いようのない不安に襲われるのだ
実は私、父になる日が近づいています。妻はもう臨月、今月中にはmy sonが出てくるでしょう。
目前に迫った誕生に向け、ベビーグッズを着々と買い揃える日々が続きます。
基本的に自分は楽天的なんですが、日に日に現実味を帯びてくる息子の誕生を前にしてモヤモヤ不安が大きくなる始末。むくんだ妻の足を揉みながら、育児本を読んだりして過ごしています。
子供がどんな姿で生まれてくるか怖い
もっと不安だろう妻にはなかなか言えませんが、ちゃんと生まれてきてくれるかという不安はいつまでも頭にあります。
五体満足で生まれてきてくれたら他は何も望まない。そういう人を妻の妊娠前まではなんて欲のない人なんだ!と思ってました。とんでもないですね。健康が一番。
子供に望む最初で最大の願いかもしれません。
父としてちゃんとできるか怖い
自分に対しての不安も止みません。
はたして私は父としてちゃんとやってけるんだろうか。
っていうかちゃんとした父って何なんだ?日々の糧を稼いでくればオッケー?何かを教え示さないとダメか?怒る、叱るがちゃんとできるのか?あ、また「ちゃんと」使っちゃった。
こんな具合で風呂でもモヤモヤ、仕事中もモヤモヤ。
不安な気持ちを和らげるバイブル「ヨチヨチ父」
もう ぬげない等、ユルい絵本を描かれるヨシタケシンスケさんのイラストエッセイ、ヨチヨチ父
母子の世界に置いていかれがちな父の立ち位置の話や、みんなはじめてだったんだから大丈夫、という勇気を与えてくれます。こりゃあユルい。しかし今の私の心理(もしかしたら世の中の新米父親諸氏の心理)を的確に狙ってくるあるあるネタの宝庫。キラキラしたいいことばっかりだけじゃないってのが正直に書かれているあたり、随分と気が楽になります。
ってことでマイバイブルになりました。ことあるごとに読み返すことになりそう。
結論:なるようになる。ってのはわかってるんだけど。。。
子育てっていいことばっかりじゃないし、子供も多分私たち夫婦の100%望み通りには育たないでしょう。私がいい加減でもしっかり育つだろうし、なるようになる!
でも、やっぱり言いようのない不安ってのは拭えないんだよなぁ。
父になる男は誰もがみんな抱くものなんでしょうかねぇ、コレ。